肩関節挙上(腕をあげた時)の痛みと違和感の原因


肩関節挙上時(腕をあげた際)に痛みや違和感、可動不全がある場合のテストと改善に繋がるトレーニングです。

肩関節挙上時に問題のある方はそもそも肩を動かす際のポジションがうまく出来ていない事が原因です。肩関節には5個の関節がありますが、代表的な肩甲上腕関節のポジション位置を紹介いたします。
正しいポジションを作るには肩関節の外旋運動が正しく出来る事にあります。写真のように手のひらを上にして肘を曲げてタオルを脇に挟みます。その状態が外旋角度0°です。そこから「タオルを落とさないように」外側に手を外側に開いてみましょう。
60°⇒肩関節安定ポジション
90°⇒肩関節安定挙上ポジション
つまり外旋が90°出来ていない状況で肩関節を挙上させると肩関節に負担がかかり痛みや違和感を生じてしまいます。
この肩の外旋の動きは「小円筋」と言われる筋肉が主導します。主に肩の関節を安定させるのが役割です。
皆さんこの動作ちゃんと出来ましたか?くれぐれもタオルは挟んだままお願いします。出来ない人は無理に肩を動かし負担をかけている可能性が大きいです。