股関節の屈曲がうまくできない人は腰も痛めやすいです(この詳細はまた別の日に) 更に股関節の外旋癖が強く、内旋方向に強く力を入れる癖があります。大腿筋膜張筋の作用は股関節の屈曲、外転、内旋になるので歩く際に股関節屈曲時に大腿筋膜張筋に力を入れすぎてしまってます。屈曲動作も入りますが小さな筋肉ですので本来は補助程度です。 股関節の屈曲は本来腸腰筋の仕事です。違和感が出ているのはしっかりと機能していないからです。 今回はこの股関節の屈曲動作をしっかり出きるよう施術をさせていただきました。施術後は痛みも収まり歩きやすさも出てきています。 宿題として画像のような股関節を安定させる座り方トレーニング。股関節の状態をニュートラルな正中ポジションに持っていく訓練です。正中ポジションがとれていないと、また股関節を動かした際正しく作用する筋肉が使えなくなってしまいます。股関節の正中位、内旋と外旋バランスのとれた中間を作ります。
・足の内側を平行にする
・足幅は腰幅くらい
・その幅にあうようなクッションや柔らかいボールを落ちないよう添える程度に挟む
・その位置をキープ
⚠力で挟んだものを潰すようにしてはいけません! 皆さんもやってみてください。特に画像のような外旋外開きのような座り方をする方には特にお勧めです。仕事中や食事中やテレビみてるときとかでいいのでやってみてください。 すごく簡単なようで案外難しいですよ(笑)