スポーツテーピングの正しい使い方・・・

皆さんこんにちは。

昨日はブログをお休みさせていただき、申し訳ございませんでした。

本日は先日スポーツインナーのお話をさせていただきましたので、スポーツテーピングのお話もさせていただきます。
テレビなどでもスポーツ選手が貼っているのをよく見かけることもありますし、過去に部活などをしていて使用した経験のある方も多いでしょう。

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このスポーツテーピングですが、スポーツの選手やその場に居合わせない方には無縁かと思われがちですが、我々が日常生活を送る上でも使用できる大変便利なものです。
例えばご自宅で急に誰かがどこかを痛めてしまった、でも時間的に病院には行けない、もうやっていない、などの時ちょっと貼っていただくだけでとても助けになります。
もちろん用途によって正しく貼らなければ効果は出ないのですが、誰でも簡単に学べる内容の物もあります。
当院でもテーピングは取り扱っておりますので、貼り方など知っておきたい方はお気軽にお問い合わせください。

そしてテーピングには用途によって大きく分けて二つの種類に分かれます。

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この二つが代表的なものです。
左側の白いものは「ホワイトテープ」と呼ばれ主に関節の固定に使われ、靭帯の補助が目的です。

右側の肌色の物は「キネシオテープ」と呼ばれ主に関節、動きの補助に使われ、筋肉の補助が目的です。

ホワイトテープは非伸縮性の物で、捻挫やツキ指など特定の部位を動かさないようにするのに使用します。

キネシオテープは伸縮性の物で、関節の動きを円滑にするために使用します。
動きを抑制させる使用方法もありますが、あまり固定させることには使用しません。

先日いらっしゃいました患者様が、捻挫で足首の固定にキネシオテープを使用しておられました。
ご自身の判断で使用しておられたようですが、確認したところ使用した方が歩きにくく、痛みもかえって増してるとのことです。
私の方でホワイトテープを用いた固定に切り替えさせていただいたところ、歩きやすさも回復し、痛みも軽減しました。
他の身体の部位が主訴でしたが、足首のテーピングもしてもらい、とても喜ばれておられました。

このようにどちらのテープが品質上優れているかではありません。
どの様な目的にどちらを使用するかがとても大切です。

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当院では施術後の動きサポートを目的とした、テーピングも行っています。
先日お話したギックリ腰施術後の腰をサポートするためのテーピング、五十肩や肩の稼働域に問題のある方の動きを補助するためのテーピングが多いです。

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左が肩のテーピング、右が腰のテーピングになります。
この場合はキネシオテーピングを使用します。

どれも簡単に貼っているように見えますが、正しい個所に貼ることと、貼り方にコツが必要です。

当院でもテーピングを使用した施術や、使用に関するアドバイスも行っております。
是非ご利用ください。