ふくらはぎの筋肉・・・

皆さんこんにちは。
まだ先日の雪も残っており寒い日が続きますね。
本日はそんな寒さも無事乗り越えられるよう、足元の血流改善のお話しです。

先日お越しいただいた患者様に
「ふくらはぎの筋肉を鍛えたりケアしておくとよいって本当ですか?」
とのご質問をいただきました。

もちろん筋肉の状態を良くしておく事は、身体にとっても大きなメリットがあります。
しかしなぜ特定のふくらはぎという部位なのでしょうか?
患者様にお伺いしたところ最近テレビの番組で知ったとのことです。

残念ながらどうしてふくらはぎの状態を良くしておくとよいのかという所に関しては、あまり詳しく番組内でも放送されなかったようで、当院にご来院の際に私に質問してみようと思われていたそうです。

なぜふくらはぎの筋肉をよい状態にしておくとよいのか?それは身体にとってどのようなメリットがあるのか?よい状態にしておく方法は?
こちらでも皆様にご案内差し上げます。

まずふくらはぎとは


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こちらの部位の事を言います。
膝から足首、腓腹筋(ひふくきん)とヒラメ筋と呼ばれる筋肉で構成されています。
主に足首の稼働時に使われ、つま先立ちをした際に一番負荷のかかる部位です。

そして他にも大変重要な役割を担っています。
それは足先に流れている血液を身体の中心部に戻すという重要な役割です。
身体の中で血液は心臓から送り出され、身体の隅々まで行きわたり、また心臓へと戻されていきます。
足先の血液は心臓の力とふくらはぎの筋肉の力により心臓へと運ばれます。

ここまででもうお分かりの方も多いかと思います。
ふくらはぎの筋肉の状態をよくしておく事は、足元の血流改善に繋がるわけです。
同時に血流がかいぜんされると、足先に冷えた血液が溜まりにくくなるため、冷え症の予防にもなります。

ではふくらはぎの筋肉の状態を良くしておくためには・・・
やはり筋肉ですのである一定の運動刺激を与えていく事により筋肉の質は高まります。

お勧めのトレーニングは「カーフレイズ」という運動です。
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*必ず身体を安定させるために何かにつかまったり、支えるなどをしておこないましょう。
図のように自体重を利用して踵の上下運動を行います。
階段の角などを利用するとより効果的です。

ゆっくりと上下させながら15回を1セットとし、これを3回繰り返すと十分な運動刺激となります。
これはご家庭でも簡単に出来るケアとなります。

当院でも患者様を施術させていただく際には必ずふくらはぎの筋肉の施術から行います。
これはまず足元の血流を改善し、体内の循環をよくしていく事が目的です。

よりよい運動効果を出すためには治療によるケアも大変重要です。

足先の冷えでお困りの方、是非いらしてください。


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冷え症の予防改善のお手伝いをさせていただきます。